観光情報

天滝(てんだき)

日本の滝100選に選ばれている落差98mの名瀑。

天滝(てんだき)渓谷入口の駐車場から、渓流沿いの登山道を約1.2km(片道約45分)登ると、突然目の前に白い水の柱が現れます。まさに、天から降るかのように流れ落ちるこの滝こそ、落差98メートルと県下一を誇る名瀑「天滝」です。この天滝は、その荘厳で力強い姿と、滝にまつわる伝説などから「日本の滝100選」に選定されています。また、天滝までの渓谷には、夫婦滝(めおとだき)、鼓ヶ滝(つつみがたき)、糸滝(いとだき)などの滝群があり、春の新緑、秋の紅葉を背に落ちる滝、厳寒に凍る滝(完全に凍ることはありません)、四季折々楽しい姿を見せます。この天滝渓谷には、森林浴場として「森林浴の森100選」や「ひょうご森林浴場50選」にも指定されています。

天滝
※令和7年4月21日(月)より行っておりました登山道整備は終了し、登山可能になりました。(令和7年4月27日(日)更新)
台風の影響により入山禁止としておりました天滝登山道の応急復旧が完了し、入山可能(令和5年9月9日から)となりました。

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天滝への登山を計画されている皆様には、以下の点にご注意いただき、安全な自然散策にご協力をお願いいたします。
①登山に適した靴や装備ですか?
動きやすく、滑りにくい靴を着用し、必要に応じてレインウェアや防寒着、
飲料水など、適切な装備を準備してください。
②体調はいいですか?
不調を感じた、体調がすぐれない場合は無理な登山は避け、無理せず下山しましょう。
③登山計画は大丈夫?
天候の急変にも注意し、悪天候が予想される場合は登山を中止する勇気も必要です。
④単独行動を避けよう!
携帯の電波が届かない場所もあります。可能な限り複数人で行動し、万が一の事態に備えましょう。
⑤登山道では慎重に
登山道は場所によって滑りやすくなっていたり、足場の悪い箇所もございます。
特に雨の後などは、普段以上に足元に注意し、慎重に通行してください。
⑥登山は自己責任だけれども。
立ち入り禁止区域には絶対に立ち入らないでください。また、危険と感じる場所には近づかないようにしましょう。

自然を満喫していただくためにも、皆様の安全が何よりも大切です。
養父市に登山でお越しの際は、これらの注意喚起を心に留め、安全第一で美しい自然をお楽しみください。

 

トレッキングコース

澄みきった空気、青い空、小鳥のさえずり、野辺に咲く山野草。ブナの林を抜ける森林浴の森を通って県下一を誇る「天滝(てんだき)」へ!まさに天から降るかのように流れ落ちる白い水の柱。天滝~俵石(たわらいし)~杉ヶ沢(すぎがさわ)高原への登山。自然の美しさの中で心も体もリフレッシュ。

  • 俵石(たわらいし)

    規則正しく俵を積み重ねたように見えるところから、この名前がつきました。初めて見た人はびっくりしたでしょう。「山の中に俵がある」と。また、名付けた人もすごい知恵です。今から240万年以上前の火山活動でできた溶岩が固まり今の形になりました。玄武岩からでき、柱状節理(ちゅうじょうせつり)といいます。昔から変わらない風景です。

  • 杉ヶ沢(すぎがさわ)高原

    標高720m~850mに位置し、広さ約300ha。中央に湿地があります。湿地植物も一部生育しています。そこに杉の木が数本あり沢になっていたところに名前の由来があります。縄文時代にも人がいたことがわかっています。昔は、地元の但馬牛の共同放牧場として利用されていました。ログ休憩所(トイレ2箇所)などがあり登山の疲れを癒すさわやかな風が迎えてくれます。

  • レストハウス天滝(てんだき)

    現在、閉店中

     

  • 天滝(てんだき)キャンプ場

    調理場・バーベキュー小屋・多目的グラウンドもある天滝公園キャンプ場。やさしい自然の中で家族そろってアウトドアレジャーを。ふだんの生活では味わえない雰囲気がたまらない。家族や友人との楽しい思い出の1ページをきっと約束してくれる。

    ≫ウェブサイトへ
    【注意】レストハウス天滝~天滝登山口駐車場までの道が細くなっておりますので通行には十分ご注意ください。

住所
〒667-0322 兵庫県養父市大屋町筏
営業時間
終日開放
定休日
なし(冬季期間 除雪を行わないため登山口及び登山口までの道路の通行困難)
駐車場
あり(無料 )登山口 約15台  レストハウス天滝 30台
お問い合わせ先
やぶ市観光案内所  TEL:079-663-1515