色鮮やかな装束と花笠を身につけた踊り手が、太鼓の音色に合わせて、古式ゆかしくあでやかな舞を披露します。太鼓を叩きながら座って踊る「座り踊り」は独特で、 別名「姫踊り」と呼ばれるほど優雅な踊りです。 若杉地区の三柱神社で毎年8月16日に行われる兵庫県指定無形民俗文化財です。
「 氏神祭礼踊歌 」 天保 9年 (1838年) 書写原本によると
「この踊りの始まりは、昔、大和の国の修験者がこの地の若者に教えたもので、 当時大難の病気がはやった際氏神に宿願を込めてこの踊りを奉納したところ、 「村が繁盛し村方人も増えた 」」
と記されています。
踊り太鼓4~7人、うちわ踊り2人、中踊りと老中6~7人で行う。
踊り手は絣の着物に袴、腰には太鼓、竹の骨組みに紙を貼り花をつけた「笠」を被り、同じく半紙の御幣をつけた身の丈ほどもある「うちわ」を背中に結び、素足に草履のいでたちで優雅に舞い踊ります。
祭りが終わると、「うちわ」を破り小片を村中に配る。
竹の骨組みは大根畑にさして虫除けとして使用されます。
※若杉ざんざか踊りは毎年8月16日に開催していましたが、近年踊り手不足のため開催されておりません。
若杉ざんざか踊りの詳しい歴史などにつきましては
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